葬儀相談日誌03

温かなお式

仕事柄、一般の人が経験しないくらい多くのご葬儀に立ち会いを
しております。
悲しくない葬儀はありませんが、その中でも
式場に一礼をして入ったときに素直に「なんて温かな空間」
なのだろうと思う葬儀があります。

相談を受けた時の個人的な先入観やバイアスがないとは
言えませんが、何がそれを生んでいるのかと考えてみました。

今回、絵を描かれることが趣味だった方で、式場の中には
何枚かの絵が飾られていました。お花を好まれて描かれた方で、
胡蝶蘭やアンスリウムなどの凛とした絵がみられました。

それらの花を祭壇にもお飾りしてあり、全体の清楚な色目と
ともに、その方唯一の花祭壇となっていました。

そんな当たり前のこと、すぐできるよ、と言われるかも
しれませんが、こういった細かな部分にまで配慮した
お式はまだまだ主流ではありません。

担当者の「故人様と喪家様のためにしてさしあげたい」という
温かな心が創り出した空間なのだと思います。

過剰な演出は葬儀には不要ですが、じーんと伝わってくる温かさ。

これからもそんな心を持った葬儀社さんとの橋渡しに努めたいと思います。岩

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