心のある対応
極々身内だけでのお別れを希望された今回のご相談者様。

当初、宗教者も呼ばず、親族だけで集まって故人を偲ぶ時間を過ごしたい。
何も無いのは寂しいのでお花は飾ってほしいというご希望でした。
打合せや接する機会の中で
故人様は洋よりも和の雰囲気が好みで、日本茶、水羊羹が好きだったとの
お話を耳にして、葬儀社さんが提案し偲ぶ場としてご用意したのが写真の
ような”空間”でした。

ご親戚の皆さんで、日本茶と水羊羹を召し上がりながら故人を偲び、
お通夜の夜はゆっくりと更けていきました。
ご挨拶させて頂いた際には、本当にこの葬儀社さんにお願いして
よかったですと絶賛の言葉を頂きました。
必ずしも、何かしらの演出する葬儀が良い葬儀だとか
思い出の品々を展示することが良い葬儀ということではありません。
結果的にそこに至るか至らないかは別として
ご喪家様はどういった空間を望んでいるのか?
どういった場を望んでいるのか?
少しでもくみ取ろうと一言一句に耳を傾ける。
そして、さりげなく提案しつつましくお式をお手伝いする。
その姿勢がすばらしいと感じます。
桜の花も好きだったという故人。季節的に桜の花は式場になかった
のですが、もしも会葬者が見えられた時の為にと葬儀社側が無料で
用意した会葬礼状の背景にはそっと桜の花が描かれていました。
皆様にふるまった日本茶の湯のみ茶碗にもまた、桜の花が。
葬儀社とは人の心を捉えて動く究極のサービス業だと思いますが
この葬儀社さんには毎回そのことを実践で教えられます。
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